ドイツのこういう重厚長大、非常に頑丈さというのは、これは文化の違い・歴史の違い・育ちの違い、などその対象になります。
こういう話になると、ミーティングをやったり、あるいはメールで情報交換をするわけですけれども、顔をつきあわせてやることが効果的だと思います。
そんな中でどう感じたのかということです。
特に技術的な感想を除いて、異文化に関してどう感じたのかなあというようなことを次にまとめてみました。
なってきます。
研究テーマをそれぞれ決めて、それぞれのところで研究して、報告し合おうというようなことになっても、なかなか研究というのはそんなに、数ヵ月でできるものではありません。
何年かかかります。
そういう中でどうしていくのかという問題を抱えながら、この共有化を進めてきたということになります。
しかしこの継続していくということは、技術者.若い人たちが非常に成長する場だなあと、そんな感じを受けています。
こういう場があって、共有化をやっていこうという議論をしていく中で、あるいは市場の情報もドイツやアメリカのものの考え方も出てきますから、若い人たちは非常に成長していく、幅も広まっていく、そんな感じがしました。
又お互いに文化の違いを理解し認め合えるようになったなあと思います。
そんな中で日・米・独の基本的な違いを、非常に簡単にまとめてみました。
ドイツは論理の追求と主張がやっぱり強いなあと思います。
どうしても理屈っぽいなあと。
これは人により程度は異なります。
あるとき「こんなタイヤを我々これは初期には過去の蓄積も含めて紹介し、吸収する、非常に活発な交流が続きました。
ここでドイツ・アメリカ・日本の違いといいますか、ものの考え方の違いとか、歴史と育ちの違いとか、そんなものを感じ取ってきたなと思います。
そして更に継続して三年・四年たっていきますと、この過去の蓄積というのは互いに吸収される。
育ちの違い・文化の違いも認め合えるようになる。
そうすると目新しさが薄れてきます。
そんな中でどうこの共有化の効果を継続して上げていくかということを考えます。
短兵急な効果は、もうこの時期になると多くなく感じがありますけれども、人の分野まで垣根を越えて話し込んでいく、そんなことはあまりやりません。
そういう意味でつながりにくいという、そんな感じがします。
それから専門メーカーを取り込んだ開発体制がやっぱり好きです。
自分ら独自の考えを出していこうというのはドイツ型です。
いろいろ専門メーカーを組み込んでやっていこうというのがアメリカ型です。
商品開発についてはイメージ重視の開発が多いなと思います。
良さそうやなあという外観もそうですが、そんな商品開発をよくやってました。
日本の場合はこの中間かと思います。
日本の人はあまり仕事別というか、組織の垣根を乗り越えるのを嫌がらずに、隣のほうへどんどん話しかけていきますから、基礎研究と開発の連携はやりやすい。
日常の活動としてやってますよということです。
そしてファジーからの商品づくり。
これは潜在的にどういうものが要求されてるのかとか、技術者が現場を見て考えるという提案型の商品も、現場から作り上げていこうという傾向です。
技術者の顧客志向、現場へよく出ていくという活動がベースにあると思います。
開発していこうと思う」と言うと「これこれの理由で非常に技術的に難しいし、そういう方向へ行くのはあまり得策じゃない」と言った人がおるんですが、一年たってみますと、向こうがそんなことをやっておる。
「去年まではそんなことをやらんほうがいいと言ってたじゃないか」と言うと「マーケットからの要求だ」と、涼しい顔をしとるわけですが、言い出したら理屈が多いです。
人によりますけど論理の追求と主張が強い。
それから開発する商品は、オリジナル性が強い。
市場がどう思うかということもあるんですが、主張が非常に強い、そういう商品を開発しようとします。
うまく当たればいいんですが、当たらなかったら自己満足で終わるようなところがあります。
アメリカの場合、基礎研究と実用化の隔たりがあります。
基礎研究に優れておっても、それが実用化につながりにくい。
基礎研究の優れた専門家はおりますが、組織活動としてみると「私はこの部門でこんな仕事をするんだ。
これだけの給料をもらうんだ」というような割り切り方があるようです。
その部門と隣の部門の垣根を越えようとしません。
遠慮してるというような工法なんかになりますと、ドイツでは自主開発の傾向が高いようです。
設備メーカーに任すんじやなしに、自分で開発していこうと。
特にタイヤを生産していく場合にキーになる工程があります。
そういうところは完全に自主開発です。
ただ大がかりな設備・システムををやっていく傾向が強いです。
だいぶ変わったけれども、やっぱり日本から見たら大型な設備・システムです。
高くもつきます。
アメリカの場合、専門メーカーを含めたシステム活動でやっていこうということ。
日本は、核となる設備・システムは特徴ある自主開発をやりながら、外部から使えるものは使っていこうと。
そんな姿勢です。
同じ土俵での仲間意識等が技術者の幅を広げる。
そんなふうに思います。
それから言葉のハンディキャップ。
技術者同士であり、タイヤ技術を中心にした意志疎通には不自由はありません。
内容が分からないような話になると、日常会話は難しいなあと、こんな感じを受けました。
例えば政治の話なんかはちょっと分かりません。
歴史の話も、向こうの歴史も知りません。
仕事を離れると日本語でやったらしようもないような話をやつとるなあと、そんな感じを受けるぐらいで、スポーツのような無難な話になってきます。
腰を落ち着けて現地で生活するというと、異文化コミュニケーションはまた別になってくるじゃないかと、そんな感じがします。
現地に駐在した人の感想を紹介しますと、家を借りて、奥さんを呼んで生活するというので最初は不安に感じていたけれども、現地にすぐなじんだなあと。
現地の人も、非常に親切な人にも出会います。
仕事を離れて生活の中で付き合うということ、それを通して相手の文化を理解し、受け入れる気持ちが大切です。
向こうの人たちも日本の文化を受け入れてやろうという技術交流を通じての文化の違いということなんですが、相互理解が進みました。
独自色を残しながらギャップが少なくなったと思います。
しかし対象とする市場の違い、歴史・社会の違い、育ちの違い、こんなことから文化の違いはどうしても残ります。
それがまた良いところです。
技術者の相互理解・信頼関係、気持ちが、十分あります。
そんな中でのオープンな生活をしていくということでしょう。
お互いに違うのは当たり前ということを理解して、現地のしきたり・生活を受け入れて、現地を楽しむことがまず大事です。
何年間か駐在してた人の感想はそんなようなことです。
世界中どこへ行っても、誠意とか信頼感とか努力とか人間性は共通だなと、そんな感じす。
あまり祷跨せずに現場へ飛び込んでいくがします。
あまり祷踏せずに現躯のがいいんじゃないかと思います。
このG社の親会社として、ドイツのC社というのがあります。
で、四社が集まって検討会を始めたわけです。
合弁会社の設立は一九八八年十一月にイリノイ州に設立しました。
四社での検討・決定をどう進めたのか。
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